池尻大橋駅内科・循環器内科クリニック〈土日診療○〉

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睡眠時無呼吸症候群

〈睡眠時無呼吸症候群〉

概要:

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に舌が喉に落ち込み、呼吸が止まる、または、浅くなる病気です。10秒以上の呼吸停止が無呼吸とされ、1時間に5回以上で眠時無呼吸症候群と診断され、1時間に20回以上の無呼吸を認める場合、20回未満の方に比べて明らかに寿命が短くなることが報告されております。また、昼間の眠気を起こすために様々な事故につながるといわれております。睡眠時無呼吸症候群は一般成人の約1-6%に罹患しているともいわれます。放置すると、高血圧症、脳血管障害、不整脈、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)などの原因になりますので、早期の診断と治療が重要になります。

症状:

大きないびき、睡眠中の呼吸停止、夜間に何度も目が覚める、日中に眠気、倦怠感や集中力の低下などを認めます。特にご家族からいびきを指摘される場合は是非ご相談ください。

診断・治療:

睡眠時無呼吸症候群を診断するためには、まずは簡易検査(パルスオキシメーター)を行います。予約後、検査会社から自宅へ発送され自宅で受けることができます。パルスオキシメーターで無呼吸低呼吸指数(AHI)が40以上の場合は夜間に口にマスクを着けるCPAP療法の適応となります。また、パルスオキシメーターでAHIが20以上40未満の時は精密検査である在宅Full PSG検査(ポリソムノグラフィー)が必要になります。ポリソムノグラフィーでAHIが20以上の場合、CPAP療法の適応となります。なお、症状が軽度の場合はマウスピースを作成します。睡眠時に装着することで気道を確保し、症状を軽くすることができます。睡眠時無呼吸症候群は定期的な通院が必要です。食事療法や運動療法によって体重を減らすなどの生活習慣の見直しも必要ですし、心臓や脳血管の合併症の早期発見や経過観察がとても大切です。

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